ブログ

スタッフブログ

2016年10月 5日 やっぱり気になる飛蚊症

こんにちは。春日井市浅野眼科クリニック・視能訓練士の各務です。


先日、実家の父からメールが来て、
「左の方を見ると、黒いものが見える。大丈夫か」

と。

私が眼科に勤めているので、
家族は少しでも眼の事で心配なことがあると聞いてきます。

説明はメールだと長くなるので(笑)さっそく電話をしました。

「それは飛蚊症ってやつで~、
加齢によるものがほとんどで薬もないし、気にならなくなるくらいで治りはしないけど、
たまに網膜剥離とかすぐに治療が必要な病気でも同じように黒いものが見えることがあるから
1回眼科行って見てもらった方がいいよ~」

これはかなり省略した説明ですが、
このような説明は、ほぼ毎日患者様にもお話させて頂いています。


加齢であること、治療法はないこと、黒いものはなくならないことを説明すると、
みなさん毎回落胆されます。

確かに、今まで見えなかったものがいきなり見えるようになって、
それがもう治らないなんてショックですよね。。

今回父の心配そうな声から、改めて患者様の不安な気持ちを感じることができました。


飛蚊症は多くの方が感じる症状の一つですが、
病的なものでない限り、様子をみていくしかありません。

しかし、今後病的なものに移行していく可能性もあるので、
注意は必要です。

日頃から
・片目ずつでチェックして見る
・どういう時に見えるか確認しておく
・前より増えていないか
を気にするようにしてみてください。

そして今までとは違ったものが見える、
明らかに増えたということがあれば、早急に眼科を受診して下さいね!

月別アーカイブ