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2015年3月24日 白内障手術の起源

こんにちは。春日井市浅野眼科クリニックの視能訓練士の小木曽です。

最近は暖か日と寒い日の差が大きかったり、昼と夜の気温差が大きかったり
で着る服に困ることがあります。
さっと上からはおれる服が重宝されますね。

さて今日は白内障手術の起源について書いてみたいと思います。
みなさん初めて白内障手術が行われたのっていつ頃だと思いますか?
私も調べてみてびっくりしたのですが、なんと

紀元前600年だそうです!!!

私が想像していたよりはるかはるか昔でした。
紀元前にどんな手術をしていたか興味がありませんか?

その手術方法はカウンチング法と呼ばれていたそうです。

眼球に長い針をさして水晶体を支えているチン小帯と呼ばれる
組織を切って水晶体を目の奥に落としていたそうです。
光は入るようになりますが当然ピントはあわず、手術後に強い
炎症が起こったでしょうと書かれていました。
今の時代からするとありえない手術方法ですが紀元前の時代には
最新の治療方法だったんでしょうね。

現在の白内障手術は切開も2~3㎜程度、超音波で水晶体を砕きながら
吸引し、アクリルの眼内レンズを挿入する手術方法になっています。
手術時間も一昔前より短縮され安全度の高い手術になっています。

白内障手術は今後はどのような進化をとげていくのでしょうか。
目薬で白内障が治療できてしまったら手術の必要はなくなりますね。


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