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2014年6月28日 結膜下出血について

春日井市 浅野眼科クリニック 受付 尾崎です。

梅雨に入り、蒸し暑い日が続きますね。

さて、皆さん「結膜下出血」という症状ご存知ですか?
これは結膜下の血管が破れ出血したもので、白目部分が
真っ赤に染まります。
小さな点状のものから、白目全体をおおうものまであります。

充血との違いは、充血は血管が拡張している状態の為、目が血走っている
ような印象です。

私は、当院で働き始めてからこの症状を知ったの
ですが、初めて結膜下出血の方を見たときはとても
驚きました!!
本当に白目が真っ赤で、よほど重い眼の病気の方なのでは、、
と勘違いしてしまうくらいでした。

ただ、見た目は派手ですが通常1~2週間で出血は自然吸収され
るので、心配されることはなく、多くの場合はそのまま様子をみます。

打撲や眼外傷の原因がある方もみえますが、原因がなくても出血
してしまうことはあります。
また、全身疾患(動脈硬化・高血圧など)がある方は結膜下出血を
おこしやすいとも言われています。

痛みやかゆみなど他の症状も無いので
朝起きて、鏡を見たら眼が真っ赤になっていたり、
人から言われて赤くなっていることに気づくという方がほとんどです。

結膜下出血の症状がでたら、必要に応じて目薬や飲み薬を
処方することもありますので、一度ご受診して頂ければと思います。

ではでは、みなさま、よい週末を(^o^)丿





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