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2014年5月 9日 GWで改装工事が進みました。

こんにちは。

春日井市浅野眼科クリニック、視能訓練士の小木曽です。

 

このGWでクリニックの改装工事がかなり進みました。

GW返上で頑張ってくれた業者さんには感謝です。

広く綺麗になった検査室で仕事をしていると気持ちがいいです。

24日は内覧会を行います。

内覧会では合わせて白内障説明会も行います。興味のある方は是非聞いていって

下さい。お申し込み方法が分からない方はご遠慮なくお問い合わせ下さい。

 

さて今日は飛蚊症についてお話したいと思います。

言葉の通り蚊が飛んでいる様に黒い物が見える症状を飛蚊症といいます。

飛蚊症を経験されたことのある方は多いと思います。

白い壁や空を見ている時は特に感じやすいようです。

この飛蚊症ですが『病的な飛蚊症』と『生理的な飛蚊症』があります。

 

『病的な飛蚊症』で代表的なものは目の奥にある網膜に孔があいてしまう網膜裂孔が

挙げられます。網膜裂孔は放置しておくと網膜が剥がれてしまう網膜剥離に進行して

しまう事があるので発見しだいレーザー治療が必要です

 

一方『生理的な飛蚊症』の代表的な物は後部硝子体剥離が挙げられます。眼の奥に

ある網膜と硝子体という2つの組織はもともと、ぴったりとくっついています。

しかし加齢に伴い硝子体が網膜から剥がれていきます。これを後部硝子体剥離と

言います。

後部硝子体剥離は生理的な現象なので治療の方法はありません。

 

飛蚊症を主訴に来院される時は必ず眼底検査が入ります。

眼底検査の時は目薬で瞳孔を大きく広げます。瞳孔が広がっている間は眩しさを感じ

ます。広がった瞳孔がもとに戻るまでには平均で4~5時間ほど掛かります。

車で来院される方は注意が必要です。片目の場合はまだ運転できるのですが両目に

なると、かなり運転しづらくなります。

 

飛蚊症が急に増えた場合は注意が必要です。

病的な物か生理的な物かしっかり眼底検査で見きわめることが必要です。

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