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院長ブログ

2019年8月27日 熱中症

朝晩は少し過ごしやすくなってきましたが、いかがお過ごしですか?
熱中症症対策はされていますか?

熱中症予防の基本は「水分補給をしっかり行うこと」と「暑さを避けること」です。
この水分補給とは単に水分だけを摂ればいいわけではないです。
熱中症では、水分とともにナトリウムなどの電解質も失われます。ですから、
熱中症の予防・処置としては、水分の補給に加えてナトリウムなどの電解質を
同時に補給することが大切のようです。

熱中症予防の際や熱中症を疑った際には、塩分と水分が適切に配合された
経口補水液が効果的だと聞きます。
経口補水液は薬局でも目にしますが、そんなに身近なものではないですし、
私も飲んだことがありますが味は特別においしいというものではありません。
経口補水液の代わりになる身近な飲み物だと市販のスポーツドリンク、
そして梅昆布茶、味噌汁などもミネラル、塩分が豊富に含まれており熱中症の
予報に効果的なようです。

私は診療中はほとんど水分取っていません。診療に集中しているとのどが
渇いたということも忘れてしまっています。
私は学生の時、部活動で水を飲むことを良しとされず、我慢、我慢というのが
当然で、それに慣れてきてしまっています。
なので今でも積極的に水分を摂る習慣がなく今まできています。

しかし人間の体の60%が水分でできています。
1日に2.5ℓの水分を摂ることが望ましいと言われ、0.5ℓから1ℓは
ミネラルウォーターで摂ることが勧められています。日本の水は軟水ですが、
硬水がよりミネラルを含んでいて健康に良いようです。
少し癖もあり、下痢を起こしやすいので体に合わない方は無理をしないほうが
良さそうです。水は血液として体をめぐり、栄養素を運び、老廃物を排泄する
という大きな役割があります。
血液が水を失ってドロドロになると、脳梗塞や心筋梗塞の原因になります。
この体の中の水分も加齢とともに減少するので、加齢とともにより水分補給が
重要だということです。

水分補給は熱中症だけに留まらず健康な体を維持するのに必要だと改めて
感じているところです。
私もこれからはもっと積極的に意識的に水分補給をしなくてはと思っています。
診察中に飲む習慣がありませんでしたが、これからは診察室のデスクに
飲み物を置き、こまめに水分補給できるようにしてみようと思います。
日々の習慣を変えることで自分自身の健康そして仕事の効率に繋がりますね。

皆さんも夏は特に汗を多くかくなどして水分が失われるので、喉が渇いて
いなくても、こまめに水を飲むように心がけてくださいね。
そして暑い夏を元気に健康的に乗り越えましょう。

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