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院長ブログ

2018年1月18日 スマホ老眼


今年初めてのブログです。
皆さんは年末年始のお休みをどのようにお過ごしでしたか?
お休みの間はスマホとにらめっこする時間もついつい
増えてしまった方も多いのではないでしょうか?

今日は「スマホ老眼」についてお話ししたいと思います。

スマホ老眼は現代病の一つとも言われ、医学的には「調節緊張」と
呼ばれています。スマホの使い過ぎが原因で、10代~30代の
若い人にも老眼のような症状が一時的に出ることです。
スマホの普及で症状を訴える方が急増しているようです。
当クリニックでも最近スマホ老眼で来院される患者さんが増えて
いるように感じます。

では具体的にどのような症状があるのでしょう。
以下のようなことが挙げられます。

・スマホを見ていて遠くを見ると遠くがぼやける
・遠くは見えるのに近くの文字が見にくい
・焦点が合いにくい
・薄暗いと見えにくい
・目の疲れ、肩こり、頭痛

これらの症状に皆さん心当たりはありませんか?

このスマホ老眼の原因はスマホを近い距離で見続けていると、近くにピントが
合ったままで元に戻りにくくなり、一時的に遠くがぼやけたと感じます。
このような状態が続くとピント調節が利かなくなり、近くも見づらくなり
老眼のような症状も現れるのです。

これらの見えにくさは一時的なものですが、繰り返すうちに重篤化したり、
老眼を早める危険性も指摘されています。

とはいってもスマホは生活の上で今や必需品言っていい程ですし、
ついつい長時間見てしまいますよね。
ではスマホ老眼の予防と対策をお伝えしましょう。

・長時間スマホを使用することを控える
・長時間見る場合は最低1時間に1回程度は視線をずらして遠くを見る
・目を動かし目の緊張を和らげる
・意識的にまばたきを増やす
・スマホの画面を少し暗めに設定する

是非実行してみて下さいね。

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