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院長ブログ

2014年4月 2日 端午の節句


5月5日は子供の日、端午の節句です。
子供の頃菖蒲湯に入り頭に菖蒲の葉を巻きつけていた事を思い出します。
我が家は初節句を迎える為、兜や鯉のぼりを準備し始めました。

親になってから子供のための沢山のお祝いやイベント事があり、
その一つ一つには子への願いが込められている日なのだと改めて感じています。
今まで何気なく過ぎていた5月5日も今年は息子にとっても、
父親になった私にとっても特別な意味を持ちそうです。

端午の節句には鯉のぼりや兜を飾りますがその一つ一つにも意味があるんですね。
皆さんはご存知でしたか?私が学んだことを紹介したいと思います。

鯉のぼり・・・鯉は泥水でも生きるほど生命力が強い魚で、
中国に「滝を登りきった鯉が龍になる」という伝説があって
そこから"困難に打ち勝って立派な男になるように"と出世を願って飾る。

兜や武者人形・・・鎧兜は災難から守る身代わりの意味があって、
大将や金太郎、桃太郎などの五月人形は偉い人や強い子に育ってほしい
との願いが込められており、"一生無事に過ごせますように"、
"健康で強くて立派な男に育ちますように"と男の子の幸せを願って飾る。

昔、私が意味もあまり気にせず入っていた菖蒲湯の菖蒲は、
端午の節句の時期に咲き、葉が剣の形を連想させることに加え、
その音が「勝負」や「尚武(武事による徳を尊ぶ)」に通じることから
「世の中で負けないようにたくましく育て」という願いを込めて使われ始めたようです。
また葉の香りは強く、解毒作用があり胃薬とし、また神経の緊張をほぐし血行を良くする
などの薬効があるようです

息子に沢山の願いを込めてお祝いしたいと思います。

親になって新しい世界が広がっています。
子どもの成長と共に私も成長させてもらえているように感じます。

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