加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症 失明にも繋がる恐ろしい病気です。

加齢黄斑変性症とは網膜の真ん中にあり、ものの細かい部分や色を見分けるのに重要な部分である「黄斑」に、異常が生じる眼の病気です。

失明につながる病気で、加齢(老化)が主な原因と言われています。

加齢黄斑変性症の方は年々増加しており、既にアメリカでは成人失明原因の第1位となっています。日本でも現在は70万人以上の方が加齢黄斑変性症と言われ、人口が高齢化したこと、食生活の欧米化が日本おいて加齢黄斑変性症が増加した原因と言われています。

加齢黄斑変性症 2つのタイプ

滲出型 (ウエット型)

萎縮型 (ドライ型)

加齢黄斑変性症の眼底

前駆症状(前ぶれ)

前駆症状(前ぶれ)

滲出型加齢黄斑変性症

滲出型加齢黄斑変性症

萎縮型加齢黄斑変性症

萎縮型加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症は放っておくと徐々に視力が下がっていきます。

加齢黄斑変性症

滲出型加齢黄斑変性症の症状

1. 部分的、または中心が暗く見える

正常な状態

滲出型加齢黄斑変性症

2. 視界がゆがむ

視界がゆがむ

3. コントラストが低下する(ものが薄く見える)

コントラストが低下する(ものが薄く見える)

4. 視力が急激に低下することがある

加齢黄斑変性症の原因

環境原因

経年的原因

遺伝的原因

加齢黄斑変性症の診断検査

1. アムスラーチャート
2. 視力測定
3. 眼底の検査
  1. 細隙灯顕微鏡
  2. 光干渉断層計
  3. 蛍光眼底造影

早期発見・早期治療が大切

早期発見

アムスラーチャートで日頃から自分でチェックする方法があります。

早期治療

特に生活習慣病の方は日頃から眼の症状に注意し、加齢黄斑変性症が疑われる場合は、眼科専門医に早めに相談して下さい。

加齢黄斑変性症の治療

抗血管新生薬療法(ルセンティス)

新生血管の成長を活性化させる物質の働きを薬で抑えます。

抗血管新生薬療法(ルセンティス)

光線力学的療法 (PDT)

新生血管を退縮させます。

光線力学的療法 (PDT)

レーザー

新生血管を焼く、もしくは温めます

レーザー光凝固
新生血管が中心窩にない場合の治療法。
レーザー光で新生血管を焼き固めるため、レーザー照射した場所の視力が欠けます。周囲の正常組織にダメージを与える問題があります。

レーザー光凝固

経瞳孔温熱療法 (TTT)
弱いレーザーを新生血管に照射し、軽度の温度上昇により新生血管の活動性を低下させます。

経瞳孔温熱療法 (TTT)

手術

新生血管抜去術
新生血管を取り去ります。新生血管が中心窩にある場合にも実施されますが、中心窩を傷つける危険性もあります。

新生血管抜去術

黄斑移動術
中心窩の網膜を新生血管から離れた場所に移動し、中心窩の働きを改善します。複視(ものが二つに見える)などの副作用があります。

黄斑移動術

ルセンティス治療について

ルセンティス治療 滲出型加齢黄斑変性症の原因である、新生血管の増殖や成長を直接抑えます。

1ヵ月に1回、眼に注射をすることを3ヵ月間繰り返します(導入期)。
その後、診察検査で症状をみながら、必要に応じて注射をします。(維持期)。これにより視力が改善します。

ルセンティスの視力改善効果

ルセンティスの視力改善効果

ルセンティス治療の手順

ルセンティス治療の手順 1. 原則として、ルセンティス治療を受ける前3日間と受けた後3日間は、注射部位の感染を予防するため、抗菌点眼剤(抗生物質の目薬)をあなた自身で点眼していただきます。

ルセンティス治療の手順 2. 治療日には、担当医があなたの眼や目の、消毒と麻酔をし、麻酔薬を点眼や注射等した後で、ルセンティスを注射します。

ルセンティス注射後の注意

注射後1週間程度は、感染のおそれがあるため以下の症状に注意し、あらわれた場合は主治医に連絡をします。

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